石原金属株式会社
オーダーメイドの
ステンレスシート研磨
石原金属はステンレスを中心とした金属の総合商社として「誠意(まごころ)と信頼のサプライヤ」であることを使命としています。
その可能性、
無限大。
研磨についてのお困りごとやお悩み、石原金属なら解決できます!
ステンレスシート研磨とは、ステンレスの表面処理技術の1つです。
研磨をする大きな理由は「より美しくしたい意匠目的」「機能を持たせたい機能目的」の2つがあります。
弊社では、まずご希望やお悩みを共有させていただき、
その内容に応じた最適な研磨方法をご提案させていただいております。
研磨されたステンレスシートは、
食品や医薬品の製造タンク、半導体製造装置、建築資材、交通インフラなどに
活用されています。
従来からある研磨方法であり、弊社では“ミガキ”や“#400研磨”ともいわれる乾式羽布による仕上げ研磨と、フラップホイールによる厚板の下地研磨、大きく2種類の用途で使用しています。石原金属の#400研磨は一般的に流通するものに比べ、美観、性能共に高い品質を誇っています。
建材や厨房機器など幅広い用途で使用される写像性の高い研磨(広幅羽布仕上げ)。
5尺幅もワンパスで研磨可能
主に食品や医薬向けタンクなどに使用される、ピンホールを最小限に抑えた弊社独自の研磨仕様(細幅羽布仕上げ)。
食品機械、医薬関連向け
2015年に徳島大学との産学連携で開発した弊社完全オリジナルの研磨方法です。水と砥石で磨くことにより、素材の熱変形を抑え、反りや歪が発生しにくくなります(乾式研磨との比較)。それにより乾式では得ることのできない滑らかな表面を作り出すことが可能になります。この環境にやさしく、高度な表面加工技術は「第20回 四国産業技術大賞 技術功績賞」を受賞しました。
私たち石原金属は乾式と湿式の技術をミックスさせ、全く新しい研磨方法「ハイブリッド研磨」を生み出しました。約0.03μmRaという表面粗さを実現し、湿式の滑らかさと乾式の見栄えを兼ね備えたこの研磨は、よりハイレベルな食品医薬業界向け部材、建築物の免振装置などの新たな需要にもつながっています。また、今後もまだ見ぬ用途に対して大きな可能性を秘めています。
ハイブリット研磨で磨かれたステンレスシートは、医薬・食品などの製造タンクや、様々な建築物などの免震装置に使用されています。
タンク内の異物などの目詰まりなどを抑える目的で使用されます。
様々な建築物などの免震装置に使用されています。
ステンレスシートの表面をキズや汚れから保護するための養生テープ。
昨今ではファイバーレーザー用や、作業工程に合わせて
表裏様々な種類のテープを貼るなど多品種化・多角化が進んでいます。
最大幅3,000mmの板材を一度に貼れる独自開発の超広幅養生テープ貼り機を設置。時間も手間もかかっていた大型板材の養生テープ貼りが素早く綺麗におこなえます。このサイズで機械貼りのフラットな表面が得られるものは他にありません。
1,524mm幅までの板材を両面同時にテープ貼りすることも可能です。この弊社オリジナルのテープ貼り機は両面を一度に貼ることで扱いキズを最小限に抑えることができます。また6連装式であることで、多品種の養生テープをスピーディーに貼ることが可能です。
石原金属はステンレスを中心とした金属の材料販売を主軸としていますが、多様化するご要望に
応えていく為に様々な加工に取り組んできました。その中の代表的な取組みの一つがステンレスシート研磨です。
徳島周辺には食品機械や医薬設備関連の製造会社が多くあり、求められるスペックに対応できる
技術を伸ばす必要がありました。それが弊社の技術や設備に多大な影響を与えています。地価や騒音の問題などで都市部では困難な大型機械設備を多数取り揃えることもできます。また関西や中国地方にも近く、輸送などの面においても高い利便性があります。
大阪 | 約2時間 |
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神戸 | 約1時間30分 |
和歌山 | 約2時間30分※フェリー利用 |
岡山 | 約2時間 |
広島 | 約4時間 |
研磨の良し悪しは、機械の性能や研磨技術の差だけで決まるわけではありません。もちろんそれらも大切ですが、最も重要なのは母材となる材料そのものの品質であり、またそれを見分けることのできる審美眼です。石原金属のベースはステンレスをはじめとする金属の流通商社、つまり卸問屋です。私たちは材料に関するプロであり、豊富な在庫から用途に合わせた母材の選定ができます。また長年築き上げてきた仕入れ実績によりメーカともタイアップをし、安定した品質の材料を調達することが可能です。
石原金属は地域に根差した材料問屋であることを最大限に活かし、一次加工から完成品まで、全てのジャンルを網羅した加工全般を請け負うことができます。加工に精通しているからこそ、工程に合わせた仕様の研磨や多品種にわたる養生テープの提案が可能です。令和2年5月より新たに稼働した加工センターを活用し、今後はより加工分野に力を注いでいく予定です。また加工センターでは請け負った加工品の預かりサービスも行っております。
このようなお悩みをお持ちの皆様、ご協力させていただきますので、ぜひ一度お気軽にご相談くださいませ。